グロインペイン症候群

グロインペイン症候群とは

グロインペイン症候群（鼠径部痛症候群）とは、一度の大きな怪我ではなく、小さな負担が積み重なることで、足の付け根（鼠径部）、下腹部、太ももの内側などに痛みが出る状態の総称です。

レントゲンやMRIで骨に異常が見つからないことが多く、「原因不明」や単なる「炎症」とされがちですが、実際には「体幹と下半身の連動性が崩れ、股関節周辺に無理な力がかかり続けている状態」と言えます。

グロインペイン症候群で悩んでいる人の数

日本における正確な全人口の患者数統計はありませんが、スポーツ競技者、特にサッカー選手においては非常に頻度の高い疾患です。

Jリーグなどのトッププロ選手の約半数が鼠径部周辺の痛みを経験しており、慢性的な障害の約10〜15％を占めると言われています。学生やアマチュアを含めると、サッカー競技者の約70％が一度は何らかの鼠径部の痛みを経験するというデータもあります。

初期段階では運動中やキック動作時のみの痛みですが、放置すると痛みが慢性化し、日常生活（歩行や階段の昇り降り）にも支障をきたすようになります。

さらに深刻なのは「かばう動作」による二次被害です。痛む股関節を無意識に守ろうとして姿勢が歪み、反対側の膝や腰、足首などを痛める連鎖が起きます。最悪の場合、競技生活を引退せざるを得ない状況に追い込まれることもあります。

グロインペイン症候群の原因

開院以来、当院にはグロインペイン症候群でお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から断言できるのは、グロインペイン症候群の原因はひとつではなくいくつかの要因が複雑にからみあっているということです。

グロインペイン症候群の根本原因として次のものが挙げられます。

グロインペイン症候群はこのように複数の原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

これらの原因が重なり合うことで身体の連動性が失われ、患部への過剰な負荷が生じます。人によって原因が異なるため、根本的な改善には丁寧な検査と分析が重要です。

単なるマッサージや安静だけでは、根本的な解決には至りません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには丁寧な検査と分析がとても大切です。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。グロインペイン症候群でお困りなら経験豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

グロインペイン症候群への対応として、次のようなものが一般的です。

保存療法（安静）

単に休むだけでは、痛みの原因となった「身体の使い方の癖」や「柔軟性の低下」は改善されません。そのため、復帰するとすぐに再発するリスクが高いです。

薬物療法・注射療法

痛みの信号を一時的に止めているだけであり、根本的な原因である体の歪みや連動性の欠如は治っていません。無理に動けるようになることで、かえって症状を悪化させる恐れがあります。

局所的な理学療法

患部である鼠径部だけのマッサージやストレッチでは不十分です。全身のバランスや、上半身と下半身の連動性を見直さない限り、同じ場所に負担がかかり続けます。

グロインペイン症候群を改善するために

グロインペイン症候群は原因が一人ひとり違うため、まずは丁寧な問診と検査が欠かせません。

当院では、医師と連携した独自の検査で体と心の状態を細かく分析し、グロインペイン症候群の原因を5種類の独自検査を通じて明らかにします。

原因を取り違えていれば一時的に良くなったとしても根本から改善することはないからです。

グロインペイン症候群を改善するには、体幹と下半身の連動性を整え、正しい身体の使い方を取り戻すことが重要です。

その為、当院では詳細な機能検査で、グロインペイン症候群の真の原因を見つけ出します。そして、明確な根拠を説明させて頂き、あなたの状態に合わせた最適な施術計画をご提示させていただき計画的に施術を進めていきます。

さらにグロインペイン症候群を起こしたフォームの癖、身体の使い方、トレーニング指導を含めて、スポーツトレーナーとしての経験と実績を活かし、あなたの悩みに寄り添いながら根本から改善していきます。

当院の特徴

国家資格歴30年以上の経歴を持つ院長が、初回検査から最後まで院長が一貫して責任を持って担当しますのでご安心ください。

さらに、医師と連携した科学的な分析から根本原因を特定し、15万件を超える臨床例と医師との連携を活かした最短改善プランをご提案させて頂きます。整体や鍼灸を組み合わせ、グロインペイン症候群を最短で改善に導きます。

当院では、グロインペイン症候群だけを診るのではなく体全身からメンタル状態までを診ていくことで施術実績を上げてきました。

身体と心の両面からアプローチし、再発予防まで考えた整体・鍼灸で、あなたの思いきり楽しめる毎日をサポートします。

多くの病院や整体やマッサージを試しても効果が出なかった方も諦めずにご相談ください。

安城駅から徒歩3分、通いやすさにもこだわった環境で、女性やお子様連れも安心して通える環境を整えています。

グロインペイン症候群のQ＆A

安静にしていれば自然に治りますか？

安静だけでは完治は難しいです。原因である「体の使い方の癖」や「柔軟性の欠如」がそのままなら、復帰後に必ず再発します。正しい動きを覚え直す積極的なケアが必要です。

絶対にやってはいけないことは何ですか？

痛みが出る動作を「根性」でやり続けることです。痛みをかばってフォームを崩したまま練習すると、症状がこじれるだけでなく、膝や腰など他の場所まで壊してしまいます。

痛みを我慢して練習を続けてもいいですか？

おすすめしません。痛みは体からの「SOS」です。我慢してもパフォーマンスは上がらず、慢性化するだけです。勇気を持って一度立ち止まり、治療に専念することが最短の復帰ルートです。

お風呂で温めた方がいいですか？冷やした方がいいですか？

練習直後の鋭い痛み以外、慢性的な痛みやこわばりには入浴で温めて血流を良くする方が効果的です。多くの場合は温めることがプラスに働きます。

将来的に手術が必要になりますか？

手術になるケースは稀です。ほとんどの場合、体のバランス、筋肉の柔軟性、神経の働きを整える保存療法で改善します。諦めずに、まずは切らないアプローチを徹底しましょう。

グロインペイン症候群で悩まされていた皆さまも、当院で疲労回復整体・鍼灸の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術はグロインペイン症候群と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

グロインペイン症候群は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。あなたが心身ともに健やかな毎日を取り戻して、人生がより豊かになるように全力でサポートいたします。

一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。

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