回旋筋腱板炎

回旋筋腱板炎（ローテーターカフ炎）

回旋筋腱板炎とは、肩関節の奥深くにある「インナーマッスル」と呼ばれる筋肉の腱が炎症を起こしたり、部分的に傷ついたりしている状態を指します。

肩を覆っている外側の大きな筋肉ではなく、関節を安定させてスムーズに動かすための重要な「縁の下の力持ち」の筋肉が傷ついているのです。

そのため、腕を自力で上げられなくなったり、特定の角度で鋭い痛みが出たりするのが特徴です。単なる肩こりとは根本的に異なる、組織の損傷といえます。

回旋筋腱板炎（ローテーターカフ炎）で困っている人の数

厚生労働省の国民生活基礎調査によると、日本人が抱える自覚症状の中で「肩の痛み」は常に上位を占めており、国内で1,700万人以上にのぼると推測されています。

その中でも、ある大規模な調査では60代の約25％、つまり4人に1人に回旋筋腱板の断裂や損傷が見つかったというデータがあります。決してあなただけの珍しい悩みではありません。

初期の炎症や小さな損傷を「そのうち治るだろう」と放置し続けると、腱が完全に切れてしまう「完全断裂」へと進行するリスクが高まります。

さらに悪化すると、使われなくなった筋肉が脂肪に変わってしまう「脂肪変性」が起き、手術をしても元の筋力に戻らなくなる恐れがあります。

最悪の場合、肩関節の軟骨がすり減って変形する「腱板断裂変形性肩関節症」を併発し、人工関節の手術以外に選択肢がなくなる未来が待っています。

回旋筋腱板炎（ローテーターカフ炎）の原因

開院以来、当院には回旋筋腱板炎でお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から断言できるのは、回旋筋腱板炎の原因はひとつではなくいくつかの要因が複雑にからみあっているということです。

回旋筋腱板炎の根本原因として次のものが挙げられます。

回旋筋腱板炎はこのように複数の原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

年齢とともに腱の血流が悪くなり弾力を失うことや、スポーツや仕事での疲労の蓄積、さらには骨の変形が棘となって腱を傷つけることなどが複合的に作用します。

単に肩を揉んだり、湿布を貼ったりするだけでは、これら全ての問題は取り切れません。1人1人の原因が異なるからこそ、改善のためには検査が何より重要になります。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには丁寧な検査と分析がとても大切です。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。回旋筋腱板炎でお困りなら経験豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

回旋筋腱板炎への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法・注射療法

痛みを麻痺させているだけで根本的な損傷が治っているわけではありません。ステロイド注射は繰り返すと逆に腱を脆くするリスクもあります。

運動療法（リハビリ）

週に何度も通院する必要があり、忙しい現役世代には時間の確保が困難です。無理なリハビリで悪化するケースもあります。

手術療法

数週間の入院と数ヶ月の固定が必要で、仕事や生活への影響が甚大です。手術しても痛みがゼロになる保証はありません。

回旋筋腱板炎を改善するために

回旋筋腱板炎は原因が一人ひとり違うため、まずは丁寧な問診と検査が欠かせません。

当院では、医師と連携した独自の検査で体と心の状態を細かく分析し、回旋筋腱板炎の原因を5種類の独自検査を通じて明らかにします。

原因を取り違えていれば一時的に良くなったとしても根本から改善することはないからです。

痛みが出ているのは肩ですが、その原因は「体の歪み」や「自律神経の乱れ」による回復力の低下にあることが多いです。

その為、当院では自律神経を測定する検査で、回旋筋腱板炎の原因を見つけ出します。そして、明確な根拠を説明させて頂き、あなたの状態に合わせた最適な施術計画をご提示させていただき計画的に施術を進めていきます。

さらに症状を起こした生活習慣、体の使い方の癖、姿勢指導を含めて、長年の経験と実績を活かし、あなたの悩みに寄り添いながら根本から改善していきます。

当院の特徴

国家資格歴30年以上の経歴を持つ院長が、初回検査から最後まで院長が一貫して責任を持って担当しますのでご安心ください。

さらに、医師と連携した科学的な分析から根本原因を特定し、15万件を超える臨床例と医師との連携を活かした最短改善プランをご提案させて頂きます。整体や鍼灸を組み合わせ、回旋筋腱板炎を最短で改善に導きます。

当院では、肩の患部だけを診るのではなく体全身からメンタル状態までを診ていくことで施術実績を上げてきました。

身体と心の両面からアプローチし、再発予防まで考えた整体・鍼灸で、あなたの思いきり楽しめる毎日をサポートします。

多くの病院や整体やマッサージを試しても効果が出なかった方も諦めずにご相談ください。

安城駅から徒歩3分、通いやすさにもこだわった環境で、女性やお子様連れも安心して通える環境を整えています。

回旋筋腱板炎のQ＆A

回旋筋腱板炎は自然に治りますか？

完全に断裂した腱が自然に繋がることは医学的に難しいですが、炎症を抑え、周囲の筋肉が正しく機能するように調整すれば、手術なしで痛みなく生活できるようになる可能性は十分にあります。

やってはいけないことは何ですか？

痛みを我慢して無理に動かすことと、自己流の筋トレです。特に腕を肩より高く上げる動作や、重いものを無理に持つことは断裂を広げる危険があります。

五十肩との違いは何ですか？

五十肩は関節の袋が固まるものですが、腱板炎は筋肉の腱の損傷です。五十肩は他人の力でも上がりませんが、腱板炎は他人の力なら上がることが多いのが特徴です。

冷やすべきですか、温めるべきですか？

ズキズキと熱を持っている急性期は冷やしますが、慢性的に痛む時期は温めて血流を良くするのが基本です。お風呂上がりなどに痛みが和らぐなら、温めるのが正解です。

回旋筋腱板炎で悩まされていた皆さまも、当院で疲労回復整体・鍼灸の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術は回旋筋腱板炎と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

回旋筋腱板炎は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。あなたが心身ともに健やかな毎日を取り戻して、人生がより豊かになるように全力でサポートいたします。

一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。

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