腸脛靭帯炎

腸脛靭帯炎（ランナー膝）とは

腸脛靭帯炎とは、太ももの外側にある大きなゴムバンドのような組織が、膝の曲げ伸ばし運動を繰り返すことで骨と何度も擦れ合い、炎症を起こす症状です。

長距離ランナーに非常に多く見られるため、一般的に「ランナー膝」とも呼ばれています。初期は走った後だけに痛みが出ますが、進行すると歩行時や安静時にもズキズキとした痛みを感じるようになります。

腸脛靭帯炎で困っている人の数

国内のランニング愛好者は約1,000万人と推定されていますが、そのうち約8割が膝になんらかの不安や痛みを抱えているという調査結果があります。

特に腸脛靭帯炎は膝のスポーツ障害の中でも発生頻度が高く、長距離ランナーの約5％〜30％が経験すると言われています。

炎症が慢性化し、走っていない時や単なる歩行時、あるいは寝ている時にもズキズキとした痛みが続くようになってしまいます。

痛みをかばって無理な走り方や歩き方を続けることで、膝の内側や半月板など、本来丈夫なはずの他の組織に過剰な負担がかかります。その結果、半月板損傷など手術が必要な二次的な大怪我を招く恐れがあります。

最終的には階段の昇り降りが苦痛になり、正座ができなくなるなど日常生活動作が制限され、趣味のランニングどころか通勤や買い物さえ億劫になってしまうのです。

腸脛靭帯炎の原因

開院以来、当院には腸脛靭帯炎（ランナー膝）でお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から断言できるのは、腸脛靭帯炎の原因はひとつではなくいくつかの要因が複雑にからみあっているということです。

腸脛靭帯炎の根本原因として次のものが挙げられます。

腸脛靭帯炎はこのように複数の原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

単に「使いすぎ」だけが原因ではありません。路面の硬さやシューズの劣化といった環境要因に加え、O脚などの骨格的な特徴や、疲労時のフォームの崩れが重なることで発症します。

湿布で炎症を抑えても、走り方や体の歪みが変わっていなければ、再開した途端に摩擦が起きて痛みが再発するのはそのためです。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには丁寧な検査と分析がとても大切です。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。腸脛靭帯炎でお困りなら経験豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

腸脛靭帯炎への対応として、次のようなものが一般的です。

保存療法（安静）

痛みが引くまで長期間練習を休む必要があり、せっかく鍛えた筋力や心肺機能が低下してしまいます。フォームや骨格の歪みといった根本原因は解決していません。

薬物療法

痛み止めは一時的な鎮痛には有効ですが、治癒したわけではありません。無理をして走ることでかえって組織を痛めるリスクがあります。

注射療法

強力に炎症を抑えますが、繰り返し行うと腱や靭帯の組織が脆くなる副作用のリスクがあります。あくまで対症療法であり、再発を防ぐものではありません。

腸脛靭帯炎を改善するために

腸脛靭帯炎は原因が一人ひとり違うため、まずは丁寧な問診と検査が欠かせません。

当院では、医師と連携した独自の検査で体と心の状態を細かく分析し、腸脛靭帯炎の原因を5種類の独自検査を通じて明らかにします。

原因を取り違えていれば一時的に良くなったとしても根本から改善することはないからです。

腸脛靭帯炎を改善するには、痛みの出ている膝だけでなく体全体のバランスを整えることが重要です。

その為、当院では自律神経を測定する検査で、痛みの原因を見つけ出します。そして、明確な根拠を説明させて頂き、あなたの状態に合わせた最適な施術計画をご提示させていただき計画的に施術を進めていきます。

さらに腸脛靭帯炎を起こしたフォームの癖、身体の使い方、トレーニング指導を含めて、長年の経験と実績を活かし、あなたの悩みに寄り添いながら根本から改善していきます。

当院の特徴

国家資格歴35年以上の経歴を持つ院長が、初回検査から最後まで院長が一貫して責任を持って担当しますのでご安心ください。

さらに、医師と連携した科学的な分析から根本原因を特定し、15万件を超える臨床例と医師との連携を活かした最短改善プランをご提案させて頂きます。整体や鍼灸を組み合わせ、腸脛靭帯炎を最短で改善に導きます。

当院では、膝の痛みだけを診るのではなく体全身からメンタル状態までを診ていくことで施術実績を上げてきました。

身体と心の両面からアプローチし、再発予防まで考えた整体・鍼灸で、あなたの思いきり楽しめる毎日をサポートします。

多くの病院や整体やマッサージを試しても効果が出なかった方も諦めずにご相談ください。

安城駅から徒歩3分、通いやすさにもこだわった環境で、女性やお子様連れも安心して通える環境を整えています。

腸脛靭帯炎のQ＆A

腸脛靭帯炎は自然に治りますか？

炎症自体は安静にしていれば引くことが多いですが、それは「痛みが止まった」だけです。体の歪みや使い方の癖という根本原因を解決しない限り、走ればまた同じ痛みが戻ってくる可能性が高いです。

痛くても我慢して走れば治りますか？

いいえ、絶対に無理はいけません。痛みは体からの限界サインです。痛みを無視して走り続けると、靭帯の炎症が悪化するだけでなく、半月板損傷など手術が必要な大怪我につながることもあります。

この症状の時にやってはいけないことは？

最も避けるべきは「痛み止めを飲んで無理に走ること」と「下り坂や硬い路面での長距離走」です。また、自己流の強いマッサージや無理なストレッチも、炎症を広げてしまう可能性があるため控えてください。

O脚だと手術しないと治りませんか？

いいえ、多くの場合手術は不要です。O脚自体を骨から変えなくても、股関節や足首の調整、重心バランスの改善を行うことで、膝の外側にかかる負担を劇的に減らすことができます。

腸脛靭帯炎で悩まされていた皆さまも、当院で疲労回復整体・鍼灸の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術は腸脛靭帯炎と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

腸脛靭帯炎は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。あなたが心身ともに健やかな毎日を取り戻して、人生がより豊かになるように全力でサポートいたします。

一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。

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