斜角筋症候群

斜角筋症候群とは

斜角筋症候群とは、首の前側にある斜角筋という筋肉が緊張して硬くなることで、その間を通る神経や血管が圧迫され、肩から腕、手にかけてしびれや痛み、だるさ、冷えなどの症状が現れる状態です。

胸郭出口症候群と呼ばれる疾患群の一つであり、圧迫される場所によって呼び名が変わりますが、斜角筋による圧迫が最も多いとされています。当院にも斜角筋症候群で悩む方が多く来院されます。

初期のしびれや痛みを放置すると、症状が慢性化し日常生活に深刻な支障をきたします。症状が進行すると握力が低下し、家事やパソコン作業などの細かい動作が困難になります。

夜間の痛みやしびれで睡眠が妨げられ、不眠や頭痛、めまいといった全身症状が現れることもあります。神経の圧迫が長期化すると回復に時間がかかり、筋力低下も起こるため早期のケアが非常に重要です。

この症状に悩む人が日本にどのくらいいるか

日本国内で斜角筋症候群や胸郭出口症候群に苦しむ方の正確な統計は厚生労働省の大規模調査では発表されていませんが、肩こりや腕のしびれを訴える患者のうち一定数がこの疾患と診断されています。

潜在的には全国で数万人規模の患者がいると推測されています。特に20代から50代の女性に多く、なで肩の方や長時間のデスクワークで腕を酷使する方に見られる傾向があります。

放置すると、初期の首や肩、腕のしびれやだるさが慢性化し、日常生活に深刻な支障をきたします。握力が低下して物を落としやすくなり、家事やパソコン作業などの細かい動作が困難になります。

症状が進行すると、夜間の痛みやしびれで眠りが妨げられ、疲労や不安が蓄積します。不眠、頭痛、めまいといった全身症状が現れることもあります。さらに悪化すると、腕や指の感覚が鈍くなり、痛みや冷感が慢性化して社会生活や家庭生活の質が大きく損なわれます。

神経の圧迫が長期化すると回復に時間がかかり、筋力低下も起こるため早期のケアが非常に重要です。当院では斜角筋症候群に悩む方が多く来院され、適切なケアで改善しています。

斜角筋症候群の原因

開院以来、当院には斜角筋症候群でお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から断言できるのは、斜角筋症候群の原因はひとつではなくいくつかの要因が複雑にからみあっているということです。

斜角筋症候群の根本原因として次のものが挙げられます。

斜角筋症候群はこのように複数の原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

この複数の原因が引き金となり、斜角筋の緊張による神経や血管の圧迫が発生し、しびれや痛みが発症します。それは人によって違い、単に筋肉をほぐしたり関節の動きを矯正するだけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには丁寧な検査と分析がとても大切です。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。斜角筋症候群でお困りなら経験豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

斜角筋症候群への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

薬は一時的に症状を和らげますが、根本原因である筋肉の緊張や姿勢の問題が解消されない限り、効果が切れると再発しやすく、長期使用による副作用のリスクも考慮する必要があります。

リハビリテーション

継続的な通院と自己管理が必要で、負荷が適切でないと逆効果になる場合もあります。理学療法士との根気強い取り組みが求められ、途中で挫折すると効果が得られません。

神経ブロック注射

効果は一時的であり、繰り返し注射を受ける必要があることや、注射部位の痛み、感染リスク、まれにアレルギー反応が起こる可能性があります。

物理療法

症状の緩和は期待できますが、根本的な姿勢や生活習慣の改善がなければ再発しやすく、通院回数も多く必要です。

手術療法

侵襲性が高く、術後の回復期間が長いこと、神経損傷や感染などの合併症リスク、手術しても症状が完全に消失しない可能性があります。

斜角筋症候群を改善するために

斜角筋症候群は原因が一人ひとり違うため、まずは丁寧な問診と検査が欠かせません。

当院では、医師と連携した独自の検査で体と心の状態を細かく分析し、斜角筋症候群の原因を5種類の独自検査を通じて明らかにします。

原因を取り違えていれば一時的に良くなったとしても根本から改善することはないからです。

斜角筋症候群を改善するには、体と心のバランス状態や自律神経の流れを整えることが重要です。

その為、当院では自律神経を測定する検査で、斜角筋症候群の原因を見つけ出します。そして、明確な根拠を説明させて頂き、あなたの状態に合わせた最適な施術計画をご提示させていただき計画的に施術を進めていきます。

さらに斜角筋症候群を起こした生活習慣、身体の使い方、姿勢指導を含めて、長年の経験と実績を活かし、あなたの悩みに寄り添いながら根本から改善していきます。

当院の特徴

国家資格歴30年以上の経歴を持つ院長が、初回検査から最後まで院長が一貫して責任を持って担当しますのでご安心ください。

さらに、医師と連携した科学的な分析から根本原因を特定し、15万件を超える臨床例と医師との連携を活かした最短改善プランをご提案させて頂きます。整体や鍼灸を組み合わせ、斜角筋症候群を最短で改善に導きます。

当院では、斜角筋症候群だけを診るのではなく体全身からメンタル状態までを診ていくことで施術実績を上げてきました。

身体と心の両面からアプローチし、再発予防まで考えた整体・鍼灸で、あなたの思いきり楽しめる毎日をサポートします。

多くの病院や整体やマッサージを試しても効果が出なかった方も諦めずにご相談ください。

安城駅から徒歩3分、通いやすさにもこだわった環境で、女性やお子様連れも安心して通える環境を整えています。

斜角筋症候群のQ＆A

斜角筋症候群は自然に治りますか?

斜角筋症候群は姿勢や生活習慣が原因となることが多いため、放置すると慢性化しやすい傾向があります。自然に治ることは少なく、適切な治療と生活改善が必要です。早期に専門的なアプローチを受けることで、根本からの改善が期待できます。

斜角筋症候群の人がやってはいけないことは?

長時間同じ姿勢を続けること、特に首を前に突き出すような姿勢は避けましょう。また、重いリュックを背負う、腕を高く上げる動作を繰り返す、症状が強いときの無理な運動やストレッチも悪化の原因となります。不適切なマッサージも神経を刺激するため注意が必要です。

斜角筋症候群と胸郭出口症候群の違いは何ですか?

斜角筋症候群は胸郭出口症候群の一種です。胸郭出口症候群は、首から腕にかけての神経や血管が圧迫される疾患の総称で、圧迫される場所によって斜角筋症候群、肋鎖症候群、小胸筋症候群などに分類されます。斜角筋症候群は首の斜角筋での圧迫が原因となるものです。

薬を飲んでも症状が改善しないのはなぜですか?

薬は症状を一時的に和らげるものであり、根本的な原因である筋肉の緊張や姿勢の問題を解決するものではありません。そのため効果が切れると症状が再発します。根本改善には、筋肉や骨格のバランスを整える治療と生活習慣の見直しが必要です。

ストレッチやマッサージは効果がありますか?

適切なストレッチやマッサージは筋肉の緊張を和らげ、血流を改善するため症状の軽減に有効です。ただし、痛みが強いときに無理に行うと悪化する場合があります。専門家の指導のもと、正しい方法で行うことが大切です。

夜間にしびれで目が覚めるのは悪化しているサインですか?

夜間のしびれは神経の圧迫が強くなっているサインの可能性があります。就寝中の姿勢や枕の高さが影響していることもありますが、症状が続く場合は悪化を防ぐためにも早めに専門家に相談することが重要です。

斜角筋症候群は完治しますか?

適切な治療と生活習慣の改善により、症状を改善し快適な生活を取り戻すことは十分に可能です。ただし、原因となる姿勢や生活習慣を放置すると再発しやすいため、継続的なケアと予防が大切です。根本から改善することで、長期的な健康を維持できます。

日常生活で気をつけるべきことはありますか?

長時間同じ姿勢を避け、定期的に首や肩を動かすこと、デスクワークではモニターの高さや椅子の位置を調整すること、重い荷物を片側だけで持たないこと、適度な運動で筋力と柔軟性を保つことが重要です。また、ストレスをためず、十分な睡眠をとることも症状改善に役立ちます。

斜角筋症候群で悩まされていた皆さまも、当院で疲労回復整体・鍼灸の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術は斜角筋症候群と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

斜角筋症候群は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。あなたが心身ともに健やかな毎日を取り戻して、人生がより豊かになるように全力でサポートいたします。

一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。

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