低髄液圧症候群

低髄液圧症候群（脳脊髄液減少症）

脳や脊髄は、硬い膜の中で髄液という透明な液体に満たされ、プカプカと浮かぶことで守られています。

この大切な髄液が、交通事故などの衝撃や、時には原因不明のまま膜から漏れ出してしまう状態です。

クッション役の髄液が減ると、起き上がった時に脳が沈み込み、神経や血管を引っ張って激しい痛みを生じます。

見た目には変化がないため、周囲からは健康そうに見えてしまい、精神的にも追い詰められやすい病気です。

低髄液圧症候群（脳脊髄液減少症）で悩んでいる人の数

明確な診断基準が浸透していないこともあり、正確な数字は分かっていませんが、年間1万人以上が発症していると推定されています。

潜在的な患者数を含めると、その数は数十万人に上るとも言われています。

特に、交通事故で「むち打ち」と診断された方の中に、実はこの症状が隠れているケースが多く存在します。

長く続く不調を抱えながら、適切な診断を受けられずに苦しんでいる方が、日本中に数多くいらっしゃるのが現状です。

「精神的なものだ」「ただの疲れだ」と無理をして放置し続けると、脳への物理的なストレスが慢性化します。

初期は頭痛だけだったものが、視力や聴力の低下、味覚障害といった感覚器の異常へと広がる恐れがあります。さらに記憶力の低下や極度の倦怠感に襲われ、最終的には寝たきり状態となり、社会生活が送れなくなることもあります。

周囲の無理解から重度のうつ病を併発するケースも少なくないため、早期の適切な対応が何より大切です。

低髄液圧症候群の原因

開院以来、当院には低髄液圧症候群でお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から断言できるのは、低髄液圧症候群の原因はひとつではなくいくつかの要因が複雑にからみあっているということです。

低髄液圧症候群の根本原因として次のものが挙げられます。

低髄液圧症候群はこのように物理的な衝撃や体圧の変化がきっかけとなって引き起こされる症状です。

しかし、同じ衝撃を受けても発症する人としない人がいます。そこには、元々の回復力や自律神経の状態、組織の柔軟性が深く関わっています。単に穴を塞げば全て解決するわけではなく、なぜ治りにくい体になっているのかを見極める必要があります。

一人ひとりの身体の状態が異なるからこそ、改善のためには詳細な検査が何より重要になります。

病院で「様子を見ましょう」と言われても、諦める必要はありません。低髄液圧症候群でお困りなら経験豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

低髄液圧症候群への対応として、次のようなものが一般的です。

安静療法

長期間の休職が必要となり社会的な負担が大きく、漏れが大きい場合は安静だけでは塞がらないことがあります。

ブラッドパッチ療法

実施できる専門医が限られています。また、一度の手術で完治しない場合や、稀に合併症のリスクも伴います。

薬物療法

あくまで一時的な症状緩和であり、髄液漏れの根本的な解決にはなりません。長期服用による副作用も懸念されます。

低髄液圧症候群を改善するために

穴を塞ぐことだけに目を向けるのではなく、身体が自ら修復しようとする力を取り戻すことが重要です。

当院では、医師と連携した独自の検査で体と心の状態を細かく分析し、治りにくい身体になっている原因を5種類の独自検査を通じて明らかにします。

髄液の生産と循環をスムーズにするためには、自律神経のバランスを整え、全身の緊張を解く必要があるからです。

身体の歪みを正し、脳脊髄液の流れを阻害している要因を取り除くことで、回復しやすい体内環境を作ります。

その為、当院では自律神経を測定する検査で、低髄液圧症候群の原因を見つけ出します。そして、明確な根拠を説明させて頂き、あなたの状態に合わせた最適な施術計画をご提示させていただき計画的に施術を進めていきます。

手術を検討する前に、まずは自身の治癒力を最大限に引き出すアプローチを試してみる価値は十分にあります。

当院の特徴

国家資格歴30年以上の経歴を持つ院長が、初回検査から最後まで院長が一貫して責任を持って担当しますのでご安心ください。

さらに、医師と連携した科学的な分析から根本原因を特定し、15万件を超える臨床例と医師との連携を活かした最短改善プランをご提案させて頂きます。施術は非常にソフトで、髄液の循環を促すための優しい刺激で行います。

当院では、身体だけでなくメンタル面のサポートも重視し、孤独になりがちな患者様の心に寄り添います。

身体と心の両面からアプローチし、再発予防まで考えた整体・鍼灸で、あなたの思いきり楽しめる毎日をサポートします。

多くの病院や整体やマッサージを試しても効果が出なかった方も諦めずにご相談ください。

安城駅から徒歩3分、通いやすさにもこだわった環境で、女性やお子様連れも安心して通える環境を整えています。

低髄液圧症候群のQ＆A

症状は自然に治りますか？

発症直後であれば安静で治ることもありますが、慢性化している場合は自然治癒は困難です。身体の回復力を高める積極的なケアが必要です。

やってはいけないことはありますか？

重い荷物を持つ、激しい運動、強く首を捻るなど、腹圧や首への負担がかかる動作は避けてください。脱水も症状を悪化させるため要注意です。

むち打ちとの違いはなんですか？

むち打ちは筋肉等の損傷ですが、本症は髄液の漏れです。「起き上がると辛い」という特徴がある場合は、単なるむち打ちではない可能性が高いです。

雨の日に辛いのはなぜですか？

気圧が下がると脳内の圧力調整がうまくいかず、髄液が減っている影響が強く出るためです。自律神経を整えることで、気象病の軽減が期待できます。

低髄液圧症候群で悩まされていた皆さまも、当院で疲労回復整体・鍼灸の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術は低髄液圧症候群と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

低髄液圧症候群は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。あなたが心身ともに健やかな毎日を取り戻して、人生がより豊かになるように全力でサポートいたします。

一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。

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