肩関節不安定症

肩関節不安定症とは

肩関節不安定症（ルーズショルダー）は、専門用語を使わずに言えば「肩のソケット（受け皿）に対して、腕のボールがゆるゆるで、常に脱げかかっている状態」を指します。肩関節は、ゴルフのティー（受け皿）にボール（腕の骨）が乗っているような構造をしています。

通常は、ゴムバンドのような筋肉や靭帯がしっかり固定していますが、何らかの原因でその固定力が弱まり、ボールがティーから落ちそうになっている状態です。

亜脱臼しそうな不安感や、実際に抜けるような感覚を伴い、日常生活やスポーツ活動に大きな制限をもたらします。

肩関節不安定症で悩んでいる人の数

正確な全国統計はありませんが、肩の痛みを訴える患者様の中で「不安定症」を抱える方は決して少なくありません。特に注目すべきは「再発率」の高さです。医学的なデータによると、10代から20代で初めて脱臼を経験した人の80〜90％が再発し、反復性肩関節脱臼へ移行すると言われています。

30代以降になると再脱臼率は20〜30％程度に下がりますが、若い頃の古傷が30代、40代になってから仕事や筋力低下をきっかけに「痛み・不安感」として再燃するケースが非常に多く見られます。また、日本人の約5〜10％は生まれつき関節が緩い（全身関節弛緩性）体質を持っているとも言われています。

「ただ緩いだけ」と甘く見ていると、将来的に深刻な問題を引き起こすリスクがあります。不安定な状態で動き続けることで軟骨が削れ、若くして軟骨がすり減り、常に激痛が走る「変形性関節症」になってしまう可能性があるのです。

また、グラグラする関節を無理に筋肉で支えようとして、インナーマッスル（腱板）に過剰な負担がかかり、断裂してしまうこともあります。

不安感から肩を動かさなくなることで関節が固まり、逆に拘縮を併発する複雑な状態になります。頻繁な亜脱臼により、肩周辺を通る神経が圧迫され、腕や手のしびれ、麻痺が残ることも少なくありません。

最終的には、腕を上げる動作そのものが恐怖となり、物流業のような肉体労働や野球などのスポーツを完全に諦めざるを得なくなります。

肩関節不安定症の原因

開院以来、当院には肩関節不安定症でお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から断言できるのは、肩関節不安定症の原因はひとつではなくいくつかの要因が複雑にからみあっているということです。

肩関節不安定症の根本原因として次のものが挙げられます。

肩関節不安定症はこのように複数の原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

これらの原因が重なり合うことで肩関節の安定性が失われ、ちょっとした動作でも脱臼しそうになる不安感が現れます。

単なる筋トレや湿布だけでは、根本的な解決には至りません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには丁寧な検査と分析がとても大切です。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。肩関節不安定症でお困りなら経験豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

肩関節不安定症への対応として、次のようなものが一般的です。

経過観察と生活指導

湿布や痛み止めは一時的な炎症を抑えるだけで、物理的な「緩み」や「構造の破綻」を治すことはできません。

運動療法（リハビリ）

地味なトレーニングを毎日継続する必要があり、モチベーション維持が困難です。誤ったフォームで行うと逆に悪化させることがあります。

手術療法

1週間程度の入院と長いリハビリ期間が必要です。仕事を持つ社会人にとって長期離脱は大きなリスクとなり、再脱臼の可能性もゼロではありません。

肩関節不安定症を改善するために

肩関節不安定症は原因が一人ひとり違うため、まずは丁寧な問診と検査が欠かせません。

当院では、医師と連携した独自の検査で体と心の状態を細かく分析し、肩関節不安定症の原因を5種類の独自検査を通じて明らかにします。

原因を取り違えていれば一時的に良くなったとしても根本から改善することはないからです。

肩関節不安定症を改善するには、単に筋力をつけるだけでは不十分で、肩甲骨の位置と背骨の柔軟性を整えることが重要です。

その為、当院では独自の検査で身体の使い方の癖を見抜き、関節を正しい位置にはめる調整を行います。そして、明確な根拠を説明させて頂き、あなたの状態に合わせた最適な施術計画をご提示させていただき計画的に施術を進めていきます。

さらに脳が「この動き＝痛い」と記憶している恐怖心を解消するアプローチを含めて、長年の経験と実績を活かし、あなたの悩みに寄り添いながら根本から改善していきます。

当院の特徴

国家資格歴30年以上の経歴を持つ院長が、初回検査から最後まで院長が一貫して責任を持って担当しますのでご安心ください。

さらに、医師と連携した科学的な分析から根本原因を特定し、15万件を超える臨床例と医師との連携を活かした最短改善プランをご提案させて頂きます。整体や鍼灸を組み合わせ、肩関節不安定症を最短で改善に導きます。

当院では、肩関節不安定症だけを診るのではなく体全身からメンタル状態までを診ていくことで施術実績を上げてきました。

身体と心の両面からアプローチし、再発予防まで考えた整体・鍼灸で、あなたの思いきり楽しめる毎日をサポートします。

多くの病院や整体やマッサージを試しても効果が出なかった方も諦めずにご相談ください。

安城駅から徒歩3分、通いやすさにもこだわった環境で、女性やお子様連れも安心して通える環境を整えています。

肩関節不安定症のQ＆A

手術せずに自然に治りますか？

一度伸びた靭帯や剥がれた軟骨が自然に元通りになることは難しいですが、周囲の筋肉を正しく機能させることで、手術なしでも「症状が出ない安定した状態」を作ることは十分に可能です。

寝る時に痛くない姿勢は？

患部を上にして、脇の下にクッションやタオルを挟んで少し腕を開いた状態にすると、血流が保たれ関節内圧が安定し、夜間痛が楽になります。

チューブトレーニング以外に方法は？

インナーマッスルだけでなく、「肩甲骨の位置」と「背骨の柔軟性」を整えることが重要です。土台である体幹が安定すれば、肩への負担は激減します。

全力で投げることは可能ですか？

適切なリハビリと全身の連動性を高めるトレーニングを行えば、復帰は可能です。多くの選手のフォーム改善指導も行っていますのでお任せください。

手術が必要なレベルは？

日常生活（寝返りや着替え）だけで頻繁に脱臼してしまう場合は手術適応の可能性が高いですが、特定の動作だけの不安感なら、保存療法で改善する余地は大きいです。

五十肩との違いは何ですか？

五十肩は「固まって動かない」のが特徴ですが、不安定症は「動きすぎて（緩くて）痛い」のが特徴です。不安定症をかばって二次的に五十肩になる方もいます。

肩関節不安定症で悩まされていた皆さまも、当院で疲労回復整体・鍼灸の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術は肩関節不安定症と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

肩関節不安定症は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。あなたが心身ともに健やかな毎日を取り戻して、人生がより豊かになるように全力でサポートいたします。

一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。

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クリック音が消え、仕事への集中力が戻りました

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