三角骨障害

三角骨障害

三角骨障害とは、足首の後ろにある余分な骨が、くるみ割り人形のように挟み込まれて起きる炎症のことを指します。

本来なら存在しなくても良い「三角骨」という余分な骨が、足首の後ろ側に残っている人がいます。バレエのポアントやサッカーのキックなど、足首を強く伸ばす動作をした際に、この骨が足の骨と骨の間にガチンと挟み込まれてしまいます。

これを繰り返すことで、骨の周りの組織が傷つき、強い炎症や痛みを引き起こしてしまうのです。

三角骨障害で悩んでいる人の数

三角骨そのものを持っている人は、日本人の約10人に1人、割合にして約10〜15%と言われています。しかし、骨があっても一生痛みが出ない人が大半です。

実際に痛みが出て治療が必要になる数は多くありませんが、バレエダンサーやサッカー選手など、足首を酷使する特定の競技者においては発症率が跳ね上がります。

プロを含むトップアスリートの足関節痛の原因として、非常に頻度の高い疾患として知られています。

痛みを我慢して鎮痛剤などでごまかしながら放置すると、単なる炎症から組織の変性へと進行します。具体的には、親指を曲げる「長母趾屈筋腱」が癒着を起こして動かなくなったり、足首の可動域が永久に狭くなったりする恐れがあります。

最悪の場合、痛みのために競技を引退せざるを得なくなるだけでなく、日常生活の歩行でも痛みが続くようになり、手術以外に選択肢がなくなる状態まで悪化してしまいます。

三角骨障害の原因

開院以来、当院には三角骨障害でお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から断言できるのは、三角骨障害の原因はひとつではなくいくつかの要因が複雑にからみあっているということです。

三角骨障害の根本原因として次のものが挙げられます。

三角骨障害はこのように複数の原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

この複数の原因が引き金となり、足関節のアライメント異常や周囲の筋肉・筋膜の緊張などが発生し、痛みとして発症します。それは人によって違い、単に安静にしたり注射を打ったりするだけでは、全ての問題は取り切れません。

骨自体が問題なのではなく、骨が挟み込まれてしまう「体の使い方」や「歪み」にこそ真の原因があるのです。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには丁寧な検査と分析がとても大切です。

病院や他の治療院で「手術しかない」と言われても、諦める必要はありません。三角骨障害でお困りなら、豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

三角骨障害への対応として、次のようなものが一般的です。

保存療法のデメリット

「休めば痛みは引く」のが通常ですが、再開すればまた挟み込まれて痛くなることを繰り返すケースが多く、根本解決にならないことがあります。

ステロイド注射のデメリット

即効性はありますが、繰り返し打つことで腱や組織が脆くなり、将来的に断裂しやすくなるリスクがあります。

外科手術のデメリット

リハビリを含めて競技復帰まで3〜6ヶ月を要します。また、神経損傷による痺れが残るリスクや、何より「体にメスを入れる」精神的負担が大きいです。

三角骨障害を改善するために

三角骨障害は原因が一人ひとり違うため、まずは丁寧な問診と検査が欠かせません。

当院では、単に患部の炎症を抑えるだけでなく、骨が挟み込まれない「隙間」を作ることに着目します。

原因を取り違えていれば一時的に良くなったとしても根本から改善することはないからです。

足首の関節（距骨や踵骨）のアライメントを整え、重心の位置を修正することで、三角骨があっても痛くない状態を目指します。

その為、当院では5種類の独自検査で、三角骨障害の原因を見つけ出します。そして、明確な根拠を説明させて頂き、あなたの状態に合わせた最適な施術計画をご提示させていただき計画的に施術を進めていきます。

さらに足首だけに負担をかけないよう、股関節や体幹の連動性を高める施術を行い、再発しない体作りをサポートします。

当院の特徴

国家資格歴30年以上の経歴を持つ院長が、初回検査から最後まで院長が一貫して責任を持って担当しますのでご安心ください。

さらに、医師と連携した科学的な分析から根本原因を特定し、15万件を超える臨床例と医師との連携を活かした最短改善プランをご提案させて頂きます。整体や鍼灸を組み合わせ、三角骨障害を最短で改善に導きます。

当院では、三角骨障害だけを診るのではなく体全身からメンタル状態までを診ていくことで施術実績を上げてきました。

身体と心の両面からアプローチし、再発予防まで考えた整体・鍼灸で、あなたの思いきり楽しめる毎日をサポートします。

多くの病院や整体やマッサージを試しても効果が出なかった方も諦めずにご相談ください。

安城駅から徒歩3分、通いやすさにもこだわった環境で、女性やお子様連れも安心して通える環境を整えています。

三角骨障害のQ＆A

三角骨障害は手術せずに自然に治りますか？

はい、多くの場合手術なしで改善可能です。「骨があること」が問題なのではなく、「骨が挟み込まれるような体の使い方」が問題なのです。根本原因である歪みや動作を修正することで改善が期待できます。

三角骨障害の人が絶対にやってはいけないことは？

痛みを麻痺させて（痛み止めや注射で）無理やり練習を続けることです。これは組織を破壊し、取り返しのつかない状態を招きます。足首だけで立とうとする「逃げの動作」も避けてください。

冷やしたほうがいいですか？温めたほうがいいですか？

練習直後で熱を持っている・ズキズキ痛む急性期は「アイシング」で炎症を抑えてください。逆に、朝のこわばりや慢性的な鈍痛の時期は、お風呂などで「温めて」血流を良くすることが大切です。

整体で骨をなくすことはできますか？

残念ながら、徒手療法で骨そのものを消すことはできません。しかし、整体で足首の関節のアライメントを整え、骨が「当たらない隙間」を作ることはできます。

痛くてもテーピングをして練習を続けてもいいですか？

ガチガチに固めて無理に動かすと、本来使うべき筋肉がサボり、膝や股関節など他の場所に必ず歪みが出ます。痛みが強い時期は、勇気を持って休むことも治療の一環です。

三角骨障害で悩まされていた皆さまも、当院で疲労回復整体・鍼灸の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術は三角骨障害と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

三角骨障害は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。あなたが心身ともに健やかな毎日を取り戻して、人生がより豊かになるように全力でサポートいたします。

一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。

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