腱板損傷

腱板損傷

腱板損傷とは、肩の関節の奥深くにある、骨と筋肉をつないでいる「腱（けん）」が集まった板状の部分が、擦り切れたり裂けたりしてしまった状態を指します。

よく「五十肩」と混同されがちですが、五十肩は関節の袋が縮んで固まる炎症です。

それに対し、腱板損傷は「筋肉の腱というロープが切れかかっている」状態と言えます。

完全に切れてしまう「断裂」と、部分的に傷つく「不全断裂」などがありますが、どちらも腕を支える力が弱まり、特定の動作で強い痛みが出るのが特徴です。

腱板損傷で困っている人の数

実は、この症状は非常に多くの日本人が抱えている一般的な疾患です。

過去に行われた大規模な疫学調査によると、50代では約4人に1人、60代では約3人に1人、80代になると約半数の人に腱板の断裂や損傷が見つかったというデータがあります。

これらの中には痛みのない人も含まれますが、加齢とともに非常に高確率で発生する疾患であり、決してあなた一人だけの珍しい症状ではありません。

適切な処置をせずに放置し、痛みを我慢して使い続けると、切れた腱の穴が徐々に広がり、断裂部分が大きくなってしまいます。

さらに恐ろしいのは、使われなくなった筋肉が痩せ細り、脂肪に置き換わってしまう「脂肪変性」が進むことです。

こうなると、いざ手術をしようと思っても筋肉の質が悪くなっているため縫合ができず、手術すら不可能になる場合があります。

最終的には肩関節の軟骨まで擦り減る「変形性肩関節症」を併発し、人工関節しか選択肢がなくなるという未来が待っています。

腱板損傷の原因

開院以来、当院には腱板損傷でお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から断言できるのは、腱板損傷の原因はひとつではなくいくつかの要因が複雑にからみあっているということです。

腱板損傷の根本原因として次のものが挙げられます。

腱板損傷はこのように複数の原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

腱板損傷は、単に使いすぎたからという理由だけで起こるものではありません。

加齢による組織の弱化に加え、猫背などの姿勢不良によって肩関節の位置がずれ、動かすたびに腱が骨に挟まりやすくなっていることが根本的な原因であることが多いのです。

また、体幹の筋力が低下し、腕だけで動作を行おうとする身体の使い方の癖も、腱板への負担を増大させます。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには丁寧な検査と分析がとても大切です。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。腱板損傷でお困りなら経験豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

腱板損傷への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

あくまで痛みを感覚的に鈍らせる対症療法であり、切れた腱が修復されるわけではありません。長期間の服用は胃腸への負担も懸念されます。

注射療法

ヒアルロン酸は効果の持続時間が短く、頻繁な通院が必要です。ステロイド注射は痛みを劇的に取りますが、繰り返し打ちすぎると腱の組織そのものを脆く弱くしてしまうリスクがあります。

運動療法（リハビリ）

効果が出るまでに数ヶ月単位の長い期間が必要で、根気が必要です。痛みを抱えたまま無理なリハビリを行うと、かえって断裂を広げてしまう恐れがあります。

腱板損傷を改善するために

腱板損傷は原因が一人ひとり違うため、まずは丁寧な問診と検査が欠かせません。

当院では、医師と連携した独自の検査で体と心の状態を細かく分析し、腱板損傷の原因を5種類の独自検査を通じて明らかにします。

原因を取り違えていれば一時的に良くなったとしても根本から改善することはないからです。

腱板損傷を改善するには、炎症が強い時期は独自の微弱電流治療などを組み合わせ、まずは夜間痛を取り除くことを最優先にします。

その為、当院では自律神経を測定する検査で、腱板損傷の原因を見つけ出します。そして、明確な根拠を説明させて頂き、あなたの状態に合わせた最適な施術計画をご提示させていただき計画的に施術を進めていきます。

さらに腱板損傷を起こした生活習慣、身体の使い方、食事指導を含めて、長年の経験と実績を活かし、あなたの悩みに寄り添いながら根本から改善していきます。

当院の特徴

国家資格歴30年以上の経歴を持つ院長が、初回検査から最後まで院長が一貫して責任を持って担当しますのでご安心ください。

さらに、医師と連携した科学的な分析から根本原因を特定し、15万件を超える臨床例と医師との連携を活かした最短改善プランをご提案させて頂きます。整体や鍼灸を組み合わせ、腱板損傷を最短で改善に導きます。

当院では、腱板損傷だけを診るのではなく体全身からメンタル状態までを診ていくことで施術実績を上げてきました。

身体と心の両面からアプローチし、再発予防まで考えた整体・鍼灸で、あなたの思いきり楽しめる毎日をサポートします。

多くの病院や整体やマッサージを試しても効果が出なかった方も諦めずにご相談ください。

安城駅から徒歩3分、通いやすさにもこだわった環境で、女性やお子様連れも安心して通える環境を整えています。

腱板損傷のQ＆A

腱板損傷は手術しなくても自然に治りますか？

一度完全に切れてしまった腱が、自然につながることは医学的には難しいです。しかし、手術をしなくても、当院の施術で身体のバランスを整え、残っている筋肉の機能を最大限に高めることで、痛みなく日常生活やスポーツができるレベルまで回復させることは十分に可能です。

腱板損傷の人がやってはいけないことは何ですか？

最も避けるべきは「痛みを我慢して無理やり動かすこと」です。五十肩と同じだと思って腕を大きく回したりすると、傷口が広がります。特に、腕を横から上げる動作や、手のひらを下に向けて上げる動作は避けてください。

五十肩と腱板損傷はどうやって見分ければいいですか？

五十肩はあらゆる方向に腕が固まって動かなくなるのが特徴です。一方、腱板損傷は「ある角度では痛いけれど、他の人が腕を持てば上がる」ことが多いです。夜眠れないほどの夜間痛がある場合は、腱板損傷の可能性が高いと考えて検査を行います。

痛くても無理に動かしたほうがリハビリになりますか？

絶対にやめてください。それは逆効果です。炎症が起きている時期に無理に動かすと、組織の破壊が進みます。当院では、まずは患部の炎症を抑えることを最優先し、痛みのない範囲でアプローチを行います。

ステロイド注射を何度も打っていますが大丈夫でしょうか？

一時的な緊急処置としては有効な選択肢ですが、漫然と何回も打ち続けることは、腱の組織を脆くし、将来的に断裂を広げるリスクを高めるためお勧めしません。

腱板損傷で悩まされていた皆さまも、当院で疲労回復整体・鍼灸の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術は腱板損傷と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

腱板損傷は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。あなたが心身ともに健やかな毎日を取り戻して、人生がより豊かになるように全力でサポートいたします。

一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。

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