肘部管症候群

肘部管症候群とは

肘部管症候群とは、肘の内側にある尺骨神経という神経が圧迫されたり引っ張られたりすることで起こる病気です。

この神経は小指と薬指の感覚や手の筋肉の動きをコントロールしているため、神経に問題が生じると指のしびれや痛み、手の筋力低下などの症状が現れます。

日本における推定患者数

厚生労働省の統計によると、末梢神経障害の中で肘部管症候群は手根管症候群に次いで2番目に多い疾患とされています。

特に50歳以上の男性や重労働に従事する方に多く見られる傾向があります。

初期のしびれを放置すると、手の筋肉が徐々に痩せてきて握力が低下し、細かい作業ができなくなります。さらに進行すると小指と薬指が曲がったまま伸ばせなくなる「鷲手変形」という状態になり、日常生活に大きな支障をきたします。

最悪の場合、手術を行っても完全な機能回復が困難になる可能性があります。仕事に支障をきたし、趣味のゴルフなども楽しめなくなってしまうかもしれません。

肘部管症候群の原因

開院以来、当院には肘部管症候群でお困りの方が数多く来院されています。

これまでの検査結果や施術経験から断言できるのは、肘部管症候群の原因はひとつではなくいくつかの要因が複雑にからみあっているということです。

肘部管症候群の根本原因として次のものが挙げられます。

肘部管症候群はこのように複数の原因が複雑に絡み合って起こる症状です。

これらの原因が重なり合うことで肘関節の可動域減少や肘部の筋肉・筋膜・皮膚の緊張などが発生し、神経圧迫が発症します。人によって原因が異なるため、根本的な改善には丁寧な検査と分析が重要です。

単に筋肉をほぐしたり関節の動きを矯正するだけでは、全ての問題は取り切れません。

一人ひとりの原因が異なるからこそ、改善のためには丁寧な検査と分析がとても大切です。

病院やほかの治療院で改善しなかったとしても諦める必要はありません。肘部管症候群でお困りなら経験豊富な施術実績を誇る当院にお任せください。

病院とはここが違います

肘部管症候群への対応として、次のようなものが一般的です。

薬物療法

根本的な原因の解決にはならず、長期服用による副作用のリスクがあります。また、症状の進行を止めることは困難です。

肘の安静・固定

日常生活や仕事に制限が生じ、長期間の固定により関節の拘縮や筋力低下を招く可能性があります。

理学療法

効果を実感するまでに時間がかかり、継続的な通院が必要です。また、適切な指導がないと症状が悪化することもあります。

手術療法

手術による合併症のリスクがあり、術後の回復期間が長く、完全な機能回復が保証されるわけではありません。

肘部管症候群を改善するために

肘部管症候群は原因が一人ひとり違うため、まずは丁寧な問診と検査が欠かせません。

当院では、医師と連携した独自の検査で体と心の状態を細かく分析し、肘部管症候群の原因を5種類の独自検査を通じて明らかにします。

原因を取り違えていれば一時的に良くなったとしても根本から改善することはないからです。

肘部管症候群を改善するには、体と心のバランス状態や自律神経の流れを整えることが重要です。

その為、当院では自律神経を測定する検査で、肘部管症候群の原因を見つけ出します。そして、明確な根拠を説明させて頂き、あなたの状態に合わせた最適な施術計画をご提示させていただき計画的に施術を進めていきます。

さらに肘部管症候群を起こした生活習慣、身体の使い方、食事指導を含めて、長年の経験と実績を活かし、あなたの悩みに寄り添いながら根本から改善していきます。

当院の特徴

国家資格歴30年以上の経歴を持つ院長が、初回検査から最後まで院長が一貫して責任を持って担当しますのでご安心ください。

さらに、医師と連携した科学的な分析から根本原因を特定し、15万件を超える臨床例と医師との連携を活かした最短改善プランをご提案させて頂きます。

整体や鍼灸を組み合わせ、肘部管症候群を最短で改善に導きます。

当院では、肘部管症候群だけを診るのではなく体全身からメンタル状態までを診ていくことで施術実績を上げてきました。

身体と心の両面からアプローチし、再発予防まで考えた整体・鍼灸で、あなたの思いきり楽しめる毎日をサポートします。

多くの病院や整体やマッサージを試しても効果が出なかった方も諦めずにご相談ください。

安城駅から徒歩3分、通いやすさにもこだわった環境で、女性やお子様連れも安心して通える環境を整えています。

肘部管症候群のQ＆A

肘部管症候群は自然に治りますか？

初期段階であれば適切な生活習慣の改善により症状が軽減することもありますが、進行した場合は自然治癒は期待できません。早期の適切な治療が重要です。

肘部管症候群の人がやってはいけないことは？

長時間の肘の屈曲、肘をついての作業、重いものを持つ動作は避けるべきです。また、症状を我慢して無理な作業を続けることは症状悪化につながります。

手根管症候群と肘部管症候群の違いは何ですか？

手根管症候群は手首で正中神経が圧迫される疾患で親指から薬指にかけてしびれが生じます。肘部管症候群は肘で尺骨神経が圧迫され小指と薬指にしびれが生じます。

どのくらいの期間で症状は改善しますか？

症状の程度や治療法により異なりますが、適切な治療を行えば数週間から数ヶ月で改善が期待できます。ただし、進行した症例では長期間を要することもあります。

手術をしないと治らないのでしょうか？

初期から中期であれば保存療法や整体治療で改善する可能性があります。当院では独自の検査法により根本原因を特定し、手術を避けた治療を行っています。

肘部管症候群で悩まされていた皆さまも、当院で疲労回復整体・鍼灸の施術を受けて、このような変化がありました。

当院の施術は肘部管症候群と非常に相性がよく、劇的に改善するケースも見られます。

肘部管症候群は早めに対処すればするほど、改善までの期間も早くなります。

あなたが心身ともに健やかな毎日を取り戻して、人生がより豊かになるように全力でサポートいたします。一人で悩むことなく、お気軽にご連絡ください。

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